日蓮の書いた曼荼羅を見た

廃仏毀釈だとか宗教法人法だとかで調べて頂くとわかるかもしれないが、寺のあり方というのは、割りところころ変わっており、今のあり方がずっと伝統的なわけではない。
葬式仏教と揶揄される今のあり方は、早晩行き詰まるような気もするが(とはいえ団塊が死に絶えるまでは葬式需要はあると思う)、そういうのとは別にして、信仰だとか教義だとかを学ぶのは面白いものである。
さて、近場なので連休を利用して、というわけでもないが、池上本門寺へ行ってきた。非常に立派なお寺であり、十分に霊気を養われた(スピリチュアル的アレ)わけでありますが、なにより収穫だったのは、日蓮真筆の曼荼羅を見れたことだった。これは存在は知ってたのだけど、いざ実物を見るとさすがに圧倒されるものがあった。
曼荼羅というのは、密教の世界観を表してるわけで、あんま細かい教義とか知らないのだけど、日蓮は天台の真の継承者という自覚があったわけで、密教をも法華信仰の中に包括(だから、あんまわかってませんて)してるということなのだろか、四隅に明王の名前がかいてあり、本来は不動明王のことが書いてありそうな中心に南無妙法蓮華経て題目が書いてあるんすよね。なんか、まあこれはとにかくすごかった。なんていうか、タッチが(頭の悪そうな文章)